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2010年 4月 29日(木曜日) 08:20 |
人間は、人間を離れて人間になれない――名誉会長の随筆の言葉だ。人間関係を深めていく中で自分が磨かれる。ゆえに人と会い、人と話す活動に勇んで取り組もう▼友人や知人との関係は、さまざまだ。時候のあいさつだけの人から、心を開いて語れる友まで。よく会って話す相手とは、互いの理解に行き違うことは少ないが、関係性が薄い人の場合、誤解を生んでいるときもある▼話が通じないからと疎遠になるのは簡単だが、それでは友好のパイプは切れてしまう。SGI会長の提言に賛意を寄せた石栗勉氏は、国際交渉で協調関係を築く要点に言及している(3月18日付本紙)
▼氏が国連アジア太平洋平和軍縮センター所長として条約の制定を支援したときのこと。通算で60回を超えた非公式な懇談会を行った。コーヒーブレーク会合と称するこの会合が大きな力を発揮。国際交渉といっても、最後は一対一の人間としての信頼関係が基盤になる、と氏は指摘する▼人が相手の話を聞く際、話の内容とともに話し手の表情、声の響きなどを通しても理解しようとする。会って話す、電話で声を伝えるといった振る舞いが話の理解を進め、心を伝えていくことになる。一対一の対話を粘り強く重ね、信頼を広げたい。(弓) 聖教新聞 2010-04-27 より |