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今この瞬間 印刷 Eメール
2010年 6月 25日(金曜日) 06:43
「シャッターを切れる瞬間は、たった一度しかない」。止まっていると思った建物が、夕空を背景に瞬く間に〝走って〟いく。空の色も瞬時に移ろう。流れ去った空は、二度と現れない。写真家の土門拳は、そう綴った▼なかなか、瞬間を意識して生活する場面はない。特に数週間先といった予定は、数日先に比べ、ぼんやりとした実感しかわかない。「明日にしよう」といった心の囁きが聞こえてくる▼ところが、決勝点が近づいてくると、時がどんどん加速していく。気がつけば、「もう時間がない」と。きょうの一日が、とても大切な時間となって迫ってくる。だが、1カ月前の一日も、きょうの一日も、同じ一日。後悔先に立たず。時は決して戻らない ▼御聖訓には「一生空しく過して万歳悔ゆること勿れ」(御書970ページ)と。「臨終只今」の決意で、今、やるべき事を全力でやる以外に、悔いを残さない方法はない▼学会指導に次のようにある。「短期決戦は、一日たりとも空費できない。一日一日が珠玉の時間である。一日一日が渾身の勝負だ」と。土門拳ではないが、使命を果たす時は、明日でも、1時間後でもない。今この瞬間なのだ。民衆の笑顔輝く世紀を目指し、不二の覚悟で生きる革命児でありたい。(高)
聖教新聞 2010-06-24 より
 

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